銀行系と消費者金融系ローン比較・どう違うの

銀行系と消費者金融系のローンの違いというのは大きく分けて4つあげられます。1つ目は「イメージ」、2つ目は「融資限度額」、3つ目は「金利」、そして4つ目が「審査の厳しさ」です。今回はそれぞれの違いについて比較してみましよう。

ところでモビットはどちらに入ると思いますか。実は、消費者金融系なのです。モビットは銀行系と言いますが、それは、三井住友銀行の系列会社だからです。つまり運営の裏側には大手の銀行が付いている消費者金融という事になります。しかし、最近では大手の銀行そのものがカードローンを行うようになりました。今回はそういった銀行が行っているカードローンのことを、銀行系と呼ばせていただきます。

さて、それででは1番目に「イメージ」です。「銀行系」についてですが、イメージはとてもいいです。「大きな銀行が貸してくれるのだから大丈夫。」みんなそう思って借りるのではないでしょうか。

それに比べて「消費者金融系」はいまだに「サラ金」のイメージがぬぐえません。今では「貸金業法」の改正で、取り立て屋などの暴力的な行為は禁止され、罰金や懲役などの重い罰が科せられるようになりました。ですから普通の消費者金融からの借り入れも返済も、銀行と同じように、怖い人が来りはしないのです。

2つ目は「融資限度額」です。「銀行系」は、特に年収の制限はありません。つまり「銀行系」なら収入ゼロの専業主婦も借りることができるのです。限度額はそれぞれの銀行が定めた最高額までの中で、審査をして決めます。各社審査基準を持っていますが、分かりにくいところがあります。

「消費者金融系」は、先ほども出ている「貸金業法」の「総量規制」という法律で、年収の1/3までしか貸すことができません。ですから「銀行系」では借りることのできた専業主婦の方は、借りることができなくなってしまうのです。モビットも、最高限度額が500万円となっていますが、これだけ借りるには年収が1500万円必要です。この法律はあくまで、借りる側を守るために、返せなくなるほど借りてしまう事を避けることを目的としています。

3つ目は「金利」です。これもおおむね銀行系の方が低いです。ただ、銀行系は、私の見たところ3%代~17%代の中で設定されています。そして消費者金融の場合は、4%代~18%の間で設定されています。見ていただけるとわかると思いますが、銀行系の方が低いけれど、それほど低くないというのです。「貸金業法」では、不当に高い金利をとることを禁止するために、最高金利を18%にしてあるためです。

4つ目が「審査」です。「銀行系」は総量規制がないので収入がなくても審査は受けられます。しかし、審査に受かるかどうかが分かりにくいのです。ホームページなどに詳しく審査基準が書いていないためです。審査対象は広いけれど審査が厳しいと言われています。本人確認のために1回は確実に会社に電話がかかってきます。

「消費者金融系」は、そうした審査は銀行系に比べると甘めになっています。モビットでは審査のシミュレーションがあります。ホームページからサイトを開き、たった3項目入力すれば、融資を受けられるかどうかがわかります。審査においても、本人確認の書類をいただくので、会社に電話は致しません。「WEB完結」を申し込まれますと、カードレスでキャッシングできるので、自宅に郵便物が届くこともありません。

「銀行系」も「消費者金融系」も、どちらにもメリットとデメリットがあるので、自分に合った方をお選びください。より多くのサイトを見て、自分の目でも比較してみることが大切だと思います。

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